幕末の混乱期を疾風のように駆け抜けていった坂本龍馬。
一介の下級武士の家に二男として生まれながら、日本を動かす人間になろうという大きな志しを抱いて、江戸で剣術や学問を学び、保守的な藩の思想に嫌気がさして幾度となく脱藩を繰り返し、終生自由人であろとした坂本龍馬。
西郷隆盛や勝海舟などと交遊を深め、幕府と新政権の間に立って大政奉還をソフトランディングさせるべく東西奔走に明け暮れましたが、悲願の大政奉還を成し遂げてまもなく無念にも33歳という若さで暗殺されてしまいました。
その生きざまはその名があらわすように、まさしく天を翔ける龍のよう。
時を得て龍が空に駈け上がるかのように頂上に上りつめ、そして今度は天から地上に降り立って、日本国民の安寧のため身を賭して日夜困難な調整を試みたのです。
今、龍馬の人間性と自他共楽のあり方が日本国民はもとより、海外からも熱い注目を浴びています。
このとことから、NHKでも来年の大河ドラマで坂本龍馬を取り上げ、「龍馬伝」という時代ものを1月から1年間オンエアする予定とか。
主役の坂本龍馬にはシンガーソングライターで俳優、またラジオパーソナリティや写真家としても高名な福山雅治さんが抜擢されました。
坂本龍馬の卓越した思考能力や他を寄せ付けない行動力は、まちがいなく私たち現代人に欠けている資質でしょう。
彼の短い生涯を振り返り、皆さんに彼の生きざまを紹介することで、読者のみなさんの人生が少しでも豊かになれば幸いです。
2009年9月28日 「坂本龍馬の軌跡」作者
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